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上元芳男について
札幌メールクヮイアは、1975年に上元芳男と3名の発起人により結成されました。
上元芳男は、道内各地に合唱団を設立、合唱指揮者としても活躍した。生涯を合唱の普及に捧げたことでも知られる。1950年には北海道合唱連盟を創設し初代理事長となった。22歳から始めた道内各地の小中高校、専門学校の校歌作曲は、トータルで100曲以上になる。
1975年に3氏(鈴木、小山、加我)とともに男声合唱団の札幌メールクヮイアを結成し、活発な演奏活動に携わった。
生前、自然や人から受けた鮮烈な思い出が残る地域を取り上げて、北海道を表現したいと語っていた。その上元が、晩年肝臓がんと闘いながら作曲 ・作詞して完成させた三部作が「北の譚詩曲(バラード)」で、「オホーツク」、「積丹」、「えりも」の3部で構成されている。北海道三海(オホーツク海、日本海(積丹半島)、太平洋(日高・襟裳岬)の風土を題材としている。
